おひさしぶりです
長い間断りもなく不在してました
ごめんなさい たまってるお手紙の返事もはやく、ね
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逃げるようにしてあたしは本を読む
昔はいつもいつも外にむかってた(と思ってるけど)ベクトルも、年を重ねるにつれて、どんどんうちにうちにむかってる気がします
就職前なのにどうしよう
誰よりも一番自分の事わかってるって思ってたけど、わからない自分がいたりして、いや、むしろわかってないふりをしようとしてるのかもしれない
どうしよう
今日バイト先の先輩(ちょっと変わっててネットで平気で自分の住所とかのせて、風邪とかひいたら顔も知らないストレンジャーから勝手に薬がおくられてくるなんて話を最近してたっけ)から借りた
「悪童日記」をただ逃げるように読んでました。
まわれ、内
その前は
「スプートニクの恋人」をこれもまた逃げるように読みました
それはそれは春樹らしい作品で
物語の中盤くらいで 頭の中に 鮮やかな水色をしたカクテルが流れ込んでくるような レモンがしぼられるような そんな感覚に陥りました
あっちの世界とかこっちの世界とか
結局 「ぼく」があっちの世界にいっちゃったのか それともすみれがもどってこれたのか よくわかんなくって気になる
読み終わったら無性に悲しくなっちゃって 彼氏さんと電話をしても
意味不明な質問をぶつけては ひとりトラジェディー
「鏡のむこうにあっちの世界があったとして でもそのあっちの世界が実は こっちで つまりもしあたしがあっちの世界にいってしまったら どうす る?」
「とりあえず・・・鏡の前にたって手ふってみる」
なんだか脱力
それにしても意味もなくなける作品ってゆうものに人生の何年かに一度出会う事があって それがたまたまこの作品だったわけで
その前はとゆうと 「シャイン」とゆう映画を見た時
まったく内容も覚えてないんだけど
最後にあの真っ白い体した男の人が草原(なのかな?)を走るシーンは
今でも脳裏から離れなくって そのシーンを思い出すと
たちまち あたまの中(心じゃなくって)がジーンとする気がします
あれってなんなんだろ
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どうでもいい事ついでかもしれないけれど
どちらかといえば あたしはSで 彼は、M
(でも、世の中の男の子ってすくなからず絶対Mだとあたしは確信しているのだけど)
そんなあたしは
怒ってないけど 怒った“ふり”をする時がある
今日も本当に怒ってたけど 落ち着いてきてもなんだかくやしかったから
彼氏さんに怒ってる”ふり”をしてしまいました
きっとあたしが怒ってる“ふり”をしてたなんて知ったら
彼氏さんはきっと 嫌いになった“ふり” をするに違いない
絶対そうだ
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